気候ストレス

先日ご紹介しました「マフェトン理論」の3本柱の1つ、「ストレス・マネジメント」のお話しです。
「マフェトン理論」では、ストレスを4つのタイプに分類しました。今日はその中でも「気候的ストレス」にさらされた患者さまのケースをご紹介します。
先週末、ここ大阪にも寒波が到来しました。前日と前々日は、春を思わせるような暖かい陽気でした。気候的ストレスとは、極度の寒さ、低すぎる湿度、気圧変化などを意味します。
極端な温度変化がストレスとなり、「神経のはたらき」をアンバランスにした結果として、筋肉が緊張を起こします。
そうすると、いつも通りに身体を動かそうとしても硬くなっtた筋肉は思い通りには動いてくれません。その結果、「痛み」が引き起こされてしまいます。
今日は、そういった方々からの「SOS」電話が数件ありました。それぞれ痛んだ部位は違うのですが、原因は「気候的ストレス」です。
しかし、心身条件反射療法では、この「気候的ストレス」が原因ではなく、そのような状態におかれることへの「感情」やその背景にある「感情」を重要視します。
統合治療を目指すというのは、本当に奥が深いです m(_ _)m