首・背中の痛み

50代の女性が、左首から背中にかけての痛みを訴えて来院されました。この痛みに加えて、しばしば頭痛も伴うとのことでした。
以前、このつらい症状について整形外科を受診したところ、「頚椎椎間板ヘルニア」と、診断されたそうです。痛みがひどいときには、ブロック注射を受けていたということです。
両肩の筋肉はパンパンにふくれあがって、少しでも押さえると痛みのために飛び上がってしまうようなご様子でした。
整形外科的検査や神経学的検査にも、特に異常は診られませんでしたので、コンピュータ・サーモグラフィTyTron C-3000を用いて、「神経のはたらき」を検査しました。
検査の結果、左の背中と首に大きな反応を示していました。触診してみると、左肩甲骨の内側の筋肉と肋骨に強い圧痛がみられました。
アクティベータ・メソッドでベーシック・ケアをおこなうと、パンパンだった両肩の筋肉はほぐれました。しかし、肩甲骨の内側の筋肉と肋骨の圧痛は消えませんでした。
背中の椎間関節と肋骨に対して、アドバンス・ケアをおこなうと圧痛はなくなって、「全身の力が抜けたようです。」と、その効果を感じていただけたようでした。
以前に受診された整形外科でも、「ブロック注射は症状を止めるだけですよ。」と、お医者さまから聞かされていたので、根本的に治したいと考えられていたそうです。
身体をコントロールしている「神経のはたらき」がトラブルを起こすと、「痛み」や「コリ」など、さまざまな不快な症状があらわれます。
カイロプラクティックは、この「神経のはたらき」に注目して、どこにトラブルがあるのか?神経の反射を使ったり、筋力を検査したりと、いろんな方法で分析します。
そのターゲットが決まると、カイロプラクターは全力でそのトラブルを解決することに挑みます。そして、患者さまの笑顔が見られることを、最良の喜びとしています。
お悩みの方は、日本カイロプラクターズ協会アクティベータ・ネットワーク・ジャパンのサイトを参考にして下さい。そして、お近くのカイロプラクターにご相談下さい。