心身条件反射療法セミナー報告

先週末、「保井D.Cの心身条件反射療法セミナー」に出席するために、東京へ行ってきました。いつもの時間の飛行機だったのですが、予定よりも早い到着でした。
モノレールで浜松町について、セミナー会場まで歩いていると、「西埜先生!」と、声をかけられました。声の主は、なんと保井先生でした。気さくなお人柄に益々ファンになりました。
そんなこともあり、「今回のセミナーは何やら良いことがありそうな・・・」そんな予感がしていました。
心身条件反射療法セミナーはその回を増すごとに、難解な理論が理解しやすい構成に進歩してきています。
ですから、実際の臨床でも「心のしこり」になっている事柄を特定しやすく、昨日・今日の2日間で、かなりの患者さまで良い効果が得られました。
セミナー中、多くの受講者が「術者」と「患者」になって、心身条件反射療法を経験します。私は2日目に「患者」として治療していただきました。
贅沢にも本吉先生と河野先生のベテランの先生方にみていただくことができました。私の症状は「眼の手術後から始まった視界の歪み」です。
身体の「緊張パターン」が特定されて治療が完了すると、先程までの大きな歪みが小さくなっていました。症状を構造的に考えると網膜の問題ですから、心との繋がりは考えられません。
しかし、構造と脳・神経系の関係を無視することはできません。また、脳・神経系を考えるとき、心(感じ方)との関係性を無視することはできません。
多くのことを学ばせていただいた上に、治療までしていただけた有意義なセミナーでした。セミナーの最後に、保井先生からモジュール2の終了証をいただきました。
詳しくは、ストレスの心身医療 ーこころとからだの関係ー http://www.mindbody.jp/  をご覧下さい。