花粉症からの克服

今日は、朝から夜まで「ズルズルぅ~~~~~」と、音が聞こえてきました。これは「うどん」を食べている音ではありません。待合のブースからの「鼻水をすする」音です。
 患者さま 「(鼻声で)今日は花粉が多いそうですねぇ。」
  私   「そうみたいですね。花粉に反応しない身体を作りましょうね。」 
今日は、健康に対する「カイロプラクティックの考え方」をお話しさせていただきます。時は1895年、アメリカのダベンポートのでのお話しです。
カイロプラクティックの創始者であD.D.パーマー先生が、最も疑問に思ったことは、「なぜ同じベンチに座ったり、同じ家で暮らしながら、病気になる人とならない人がいるのだろう。
同じ食事をし、同じ空気を吸っていながら、病気がちな人と健康な人がいるのはなぜなのか?」と、いうものでした。
これらのことについて、近代医学では「環境因子の毒性が人間に勝って病気を引き起こす。」と、考えます。バクテリアやウィルスが「病気の原因だ。」と、考えています。
カイロプラクティックでは、「人間の抵抗力が弱まっているために、バクテリアやウィルスの活動に負けてしまった。」と、考えます。
1910年の彼の著書で、「背骨のトラブルが病気の根源である。」「背骨の動きが悪くなっているところには、神経系が大きく関わっている。」と、いっています。
私たちが環境に適応して生活できるのは、五感から入力された情報が「神経」によって「脳」に伝えられ、その情報を解析し、各器官に命令を下す神経系が、しっかりと働いてくれているからです。
世間ではカイロプラクティックいうと、「背骨ボキボキ」や「骨盤調整」のイメージですが、本来のカイロプラクティックでは、この「神経のはたらき」に注目しています。
当院では神経反射による「脚の変化」を読み取って、どこで「神経のはたらき」が滞っているのか?を探し出して、アクティベータ器によってそれを調整しています。
昨年から来院されて、当初の辛い症状から解放された後も、メンテナンス・ケアを受けられている60代の女性がおっしゃいました。
「私、10何年来の花粉症がなくなっています。毎年、マスクと薬は欠かせなかったんですけど、今年はくしゃみ一つしていません。」
症状に対するケアだけでなく、「病気の予防」と「健康の増進」に、そして長い人生を「より良く生活するための包括的な医療」それがカイロプラクティックです。