幸せホルモン

先日何気なくコンビニに入ってブラブラしていると、「不思議なくらい元気がでる」リラックス法 (小池 能里子著)という文庫本が目に止まりました。
その中に「幸せホルモン」がたくさん出る気分転換のしかた というページがありました。「幸せホルモン」というネーミングがおもしろかったので、ご紹介させていただきます。
私たちが怒ったり強いストレスを感じると、脳内にノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。また、恐怖を感じたときにはアドレナリンが分泌されます。
このホルモンは私たちにやる気と活力を呼び起こして、生きていくためにはなくてはならないホルモンです。ところがこのホルモンには、蛇の毒にも匹敵するほどの毒性があります。
つまり、いつも怒っていたり、強いストレスを感じていると、その毒のために病気になったり、老化が進んだり、早死にしたりということも考えられます。
反対に、いつもニコニコしていたり、物事を良い方に捉えたり、幸せを感じて生きていると、脳内麻薬と呼ばれるβーエンドルフィンや意欲やエネルギーを引きだすドーパミンが分泌されます。
これらのホルモンは、若さを保ち、身体を元気づけて、楽しい気分にさせてくれます。これを著者は「幸せホルモン」という風に呼んでいます。
精神論で「頑張ろう!」とか「明るく乗り切ろう!」というのではなく、合理的に「幸せホルモン」を分泌させる方法を知って実行することが大切です。
人生を楽しく生きるには、「幸せホルモン」が出るような生き方を望みたいものです。ちょっとした「こころ」の感じ方を変えることが大切です。
気が滅入ったときや、ストレスに押しつぶされそうになったときに、「こころの切り替えスウィッチ」となる「幸せホルモン」を分泌させる方法を、追々ご紹介していきます。