カイロで健康管理

今年は春がなくなって、いきなり夏が来たような陽気です。しかし、朝夕は温度が下がって肌寒く感じます。こんな時には体調を崩しやすくなります。
私たちの身体は「環境に適応するため」に、「五感」という身体のセンサーから得られた情報を脳で解析し、そして上手に適応できるようにコントロールしています。
「脳から命令を伝えるとき」や「センサーから情報を得るとき」には「神経」という電気コードのようなものを使っています。
この「神経のはたらき」がトラブルをおこすと、身体を上手にコントロールすることができなくなって、様々な症状を引き起こすことになります。
病院では「患者さまの症状」に目を目を向けて治療をおこないますが、カイロプラクティックでは「神経のはたらき」がトラブルを起こした「結果として症状」があると考えています。
カイロプラクティックでは、西洋医学のように病名をつけたり病気の治療をしたりということはありません。「神経のはたらき」にトラブルをおこしていることを改善する。それが、カイロプラクティックの目的です。
「神経のはたらき」にトラブルを起こす原因は、大きく分けて3つのストレスから引き起こされます。
*精神的ストレス(家庭や職場での人間関係、心配、悩みなど)
*構造的ストレス(仕事での姿勢、合わないシューズ、高すぎる枕など)
*化学的ストレス(カフェイン、アルコール、糖質の過多、栄養のアンバランスなど)
これらのストレスに対して、私たちの身体は上手に適応しようとするのですが、適応能力を超えるような「過度のストレス」や、「長期に渡るようなストレス」にさらされたときに、「神経のはたらき」がトラブルを起こしてしまいがちです。
「神経のはたらき」がトラブルを起こしている状態では、次のような症状を訴えて来院されています。
腰痛 肩こり 頭痛 めまい 膝の痛み 正座ができない 肩や肘の痛み 手首の痛み 手のしびれ  足首の捻挫 股関節の痛み 足のしびれ 生理痛  身体のだるさ・おもさ 眠れない 顎関節の痛みなど。
「神経のはたらき」は、いきなりトラブルを起こすわけではありません。徐々に進行していって、私たちの身体を蝕んでいきます。この恐ろしい状態を、カイロプラクティックでは「カイロプラクティック・サブラクセイション」と、呼んでいます。別名「無口な殺人者」とも呼ばれています。
あなたの身体に「痛み」や「しびれ」などの警告信号があらわれるまで、カイロプラクティックのケアを待つとおっしゃるのであれば、それはあまりに遅いかもしれません。
「身体に大きな損傷がおきる前に」、そして「回復するのが難しくなる前に」、「神経のはたらき」を改善することをお薦めします。
皆さまとご家族の方々が、「神経のはたらき」にトラブルの無い状態で生活を送ることができることを確認するためにも、定期的にカイロプラクターにご相談されるのがいいでしょう。正統なカイロプラクターは、適切な対応をしてくれるはずですから・・・