生理痛

30代女性が、「肩こり」と「膝の痛み」を訴えて来院されました。

彼 女 「ここへ来る途中に、強い生理痛で動けなくなりました。」
 私  「それでは、そのことも含めて検査してみましょう。」

コンピュータ・サーモグラフィ TyTron C-3000の検査では、「骨盤部分」と「首と背中のジョイント部分」に大きな異常がみられました。
そして、アクティベータ・メソッドによる検査とカイロプラクティック・ケアを始めました。「何が原因で、辛い症状が起こっているのか?」を調べないと、確かな治療はできません。
ベーシック・ケアを終えた時点で、先程の「肩こり」は解消されていましたが、膝の痛みが残っていましたので、アドバンス・ケアとして膝に関わる筋肉の調整をおこないました。
ベッドから降りていただいて・・・
 私  「では、しゃがんでみてください。いかがですか?」
彼 女 「あれ?痛みがないです。」
 私  「良かったですね。では、生理痛について調べてみましょう。」

再びベッドに寝ていただいて・・・
アプライド・キネシオロジーの筋肉反射検査を、お尻の筋肉に対しておこないました。生殖器と性腺に関係する筋肉に反応がみられたので、それらの「リンパ循環」を改善しました。
20分間の休んでいただいて、コンピュータ・サーモグラフィの検査をおこなうと、先程の異常はみられませんでした。
 私  「お腹の感じはいかがですか?」
彼 女 「お腹が張って突き上げられるようだったのに、それが全くありません。」

カイロプラクティックでは、患者さまそれぞれの状態を、統合してとらえようと考えていますから、その患者さまに最も適したアプローチでケアをおこないます。
西洋医学は、多くの患者さまに適合する「既製服」的な考え方ですが、カイロプラクティックは、患者さまのお一人お一人に合わせた「オーダーメイド」のケアをおこないます。
カイロプラクティックは、西洋医学の「病名」に対してケアをおこなうのではなく、患者さまから得られた様々な情報から、「神経のはたらき」にトラブルを起こしている箇所を探しだします。
そして、患者さまに合わせた方法で「神経のはたらき」を調整して、「患者さまご自身で身体を治す」ことが出来るように、全力でお手伝いをさせていただきます。