夏の疲れ

お盆の頃はクマゼミがうるさいほどでしたが、今朝のジョギング中には「ツクツクボウシ」が鳴いていました。夏がもうすぐ終わろうとしているようです。
今年の夏は梅雨明けが遅く、夏の青い空を見ることが少なかったような気がします。テレビでは、南米ペルー沖での海水温度が上昇する「エルニーニョ」によるものだといっていました。
地球温暖化とエルニーニョの関係もわかっていないそうですが、自然の変化と私たちの身体は密接に関係していますので、少なからず影響を受けて生活することになります。
日中はうだるような暑さでも、朝夕は涼しさを感じるようになるこの季節では、「首の寝違え」や「腰が重くてだるい」という方が増えてきます。
これは温度や湿度の変化など、環境の変化に上手に適応できなかった結果として表れた症状です。普段から間違った生活習慣で過ごされている方は、尚一層適応が難しくなりがちです。
私たちの身体は、全身に張り巡らされた神経のネットワークから得られた情報を元に、体外と体内の環境の変化に適応しようと、自律神経をフル活動させて働いています。
温度や湿度の変化は身体にとってストレスとなり、「神経のはたらき」はそのバランスを崩してしまい、交感神経が過剰に働いて筋肉を緊張させてしまいます。
そうすると、普段通りに身体を動かそうとしても硬くなっtた筋肉は思い通りには動いてくれません。その結果、様々な「痛み」が引き起こされてしまいます。
その他、交感神経のはたらきが過剰になると「免疫機能の低下」を起こしますので、「口内炎」、「風邪の諸症状」などもよくみられるようになります。
このような症状を、一般的に「夏の疲れ」と呼んでいます。先ずは「休養」「毎日の睡眠」「栄養」など、生活習慣の見直していくことが大切です。
そして、何よりも定期的な「カイロプラクティック・ケア」による身体のお手入れをすることは、いうまでもありませんよね(^_-)