頑張りすぎは毒

昨日、シアトルマリナーズのイチロー選手が、「9年連続200安打」という大リーグ新記録を達成しました。
アメリカでプレーをするだけでも凄いことなのに、108年ぶりに大リーグの記録を塗り替えるという大きなことをやってくれました。
奥様からプレゼントされた「9」の字のペンダントをつけたイチロー選手は、記者達からの質問に、久しぶりの笑顔で答えられていました。
記 者 「おめでとうございます。」
イチロー「闘いが終わったという感じで、ホッとしています。」
記 者 「この後、どういう記録に挑戦ですか?」
イチロー「今、終わったとこじゃない。野暮なこと聞くね。」
と、こんなやりとりがありました。多分、記者はいつもの調子で、普段通りに尋ねたのでしょう。元来、日本人は「頑張る」ということが大好きな民族ですから。
マラソン競技で走っている選手達に「がんばれぇ~!」と、声をかける光景はよく見かけますが、選手達は「頑張ってるって・・・」と、思うことも多いそうです。
頑張ることが美徳とされている日本では、積極的に休息をとるように心がけたいものです。あんまり頑張らないで、「今日はこの辺で・・・」と、切り上げることが大切です。
頑張ると自律神経の交感神経が優位にはたらいて、血流を悪化させて「肩こり」や「腰痛」のもとになってしまいます。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かって、明日に備えることは能率のアップにも繋がります。「頑張りすぎは身体に毒」です。