神経のはたらき

「腰の痛み」や「首の痛み」など、身体の何処かに不調を感じたときに、先ずは「病院で診察を受ける。」と、いう方がほとんどです。病院では「レントゲン検査」や「MRI」など、「画像診断」で構造的に診断されます。

「骨には異常ないですね。」と、いうお医者さまの言葉は、よく耳にされたことでしょう。そして、「湿布と痛み止めを出しておきますから、しばらく様子をみましょう。」と、いう言葉もよく耳にします。

「でも、何日過ぎても改善しない。」と、ご紹介者を通して、当院に相談をされることは少なくありません。カイロプラクティックでは、身体を構造的に捉えるのではなく、機能的に捉えようと考えています。

患者さまの「身体のしくみ」に異常があれば、専門の医療機関へ照会します。例えば、骨折や感染症、ガンなどの疑いのある場合です。これが国際基準を謳う「安心できるカイロプラクティック」です。

現在、「腰痛治療の権威」として世界中の整形外科医が集まる「世界腰痛学会」では、「椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎分離症など、構造的な異常で痛みがあらわれるとは限らない。」と、発表されています。

それでは、「身体の仕組み」が問題でないとすれば、辛い症状があるは何故なんでしょうか?それは、「身体のはたらき」にトラブルがあるからだと、カイロプラクティックでは考えています。

当院では、「身体のはたらき」を評価・検査するために、コンピュータ式サーモグラフィ TyTron C-3000で、自律神経のはたらきを客観的に検査しています。

その他、「筋肉の緊張度」に着目した検査方法を使います。「筋肉」をコントロールしているは、自分自身の「脳・神経系」ですから、「筋肉の緊張度」を検査することで、「神経のはたらき」をモニターすることができます。

続く