生活スタイル

早いところでは、先週末から「夏休み」と、いう会社もあるようです。海や山などレジャーにお出かけの皆さま、くれぐれもお気を付けてお出かけください。

長期の休みになると、生活スタイルが乱れがちです。暴飲暴食、夜更かしなどは、免疫力や抵抗力を弱めてしまいます。今日は「生活スタイル」の見直しについてのお話しです。

「身体に何らかの症状があらわれてから、病院で治療を受ける。」と、いうことが、これまでの医療に対する考え方として定着しています。

これからの医療は、「丈夫な身体を作ること」に、その考え方をシフトしていっています。それが、現代医学の治療だけでなく、カイロプラクティックや中国医学を含めた「統合医療」という考え方です。

これまでの医学のように、外部からの治療だけでなく、自分自身の身体の力をもう一度見直して、その力が最大限に発揮できるような身体をつくること、そして心がけることも必要ではないでしょうか?

丈夫な身体を作るためには、まずは「毎日の生活スタイル」に重点をおきましょう。質の高い睡眠、入浴方法、食生活などは、ご自身で変えることができます。

自然のリズムに従って生きている野生動物は、病気やケガをしても驚くほどの回復力をみせます。しかし、そのリズムを無視した生活を送っている人間はどうでしょうか?

夜遅くまでの仕事やゲーム、そして暴飲暴食などの不健康な生活を続けていると、免疫力や抵抗力は低下してきて当然です。

便利で快適な生活に慣れた現代人に、「原始の生活に戻れ」とはいいませんが、人間も自然の中の一つである以上、少しでも地球や自然のリズムに耳を傾けることが大切なのではないでしょうか?

食生活については、それぞれの季節に採れる野菜を摂りましょう。季節の野菜には、その季節に生活するうえで必要な栄養素が含まれています。

人間も自然の一部ですから、自然のめぐりにあわせて生活することが大切です。今回ご紹介する旬の食材は、「なすび」です。関東では「なす」、関西では「なすび」と呼びます。

「なすび」の原産地はインドで、日本には奈良時代に伝わってきたそうです。地方によって様々な品種が栽培されて、日本人とはつきあいの長い野菜の一つです。

夏野菜は全般に身体を冷やす作用を持っていますが、なかでも「なすび」はその効果が強く、暑さ負けしそうなときや、身体の火照りやのぼせが強いときに食べると効果大です。

よく冷やして薬味を効かせた焼きなす、挽肉と一緒に炒めて麻婆なす、その他田楽、マリネ、カレーなどもお勧めです。