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WHOが現代医学以外に認めている治療法として、中国医学の鍼があります。現在、アメリカやカナダをはじめ、世界中で鍼治療を受けることができます。

当たり前のように用いられて、確かに効果があることが知られているにもかかわらず、西洋医学の理論体系では、その原理・原則を把握することができないなために、医学界からは認められませんでした。

今回、新聞を賑わしている「ホメオパシー」もその一つです。日本学術会議(会長:金沢 一郎 東京大学名誉教授)が、通常の医療とは異なる代替療法「ホメオパシー」の科学的根拠を全面的に否定する会長談話を出ししました。

「科学の世界では、ホメオパシーは100%否定されています。科学でないものを治療と称して使うことは、適切ではない。」と、日本学術会議の唐木 英明 副会長はコメントされています。

一般に、健康を増進させることや、自然治癒力を発揮させることについては東洋医学のほうが優れているとされる。(それに対して西洋医学のほうは健康を害してしまったり化学薬の副作用で人々を苦しめたり医原病を作り出してしまう傾向があることはしばしば指摘されている。)