報告!「痛みをとるセミナー」

10月10日(日)の東京は、小雨が残っていて少し蒸し暑く感じる朝でした。ここ2ヶ月ほど、東京へは足が遠のいていましたので、浜松町に新しいお店ができていたりして、新鮮な気分を味わうことができました。

さて、タイトルには簡単に「痛みをとるセミナー」としましたが、本来は、国際的に研究と教育をおこなう組織であるICAKが認定する「アプライド・キネシオロジーによるIRTを用いた実践的疼痛除去法」というタイトルです。

講師のDr.Walter H.Shmitt,D.C.先生は、大きな体躯と穏やかな表情が、とても印象的でした。全米でもトップクラスのアプライドキネシオロジストで、JAC会長の中塚先生のご人徳があってこその来日となりました。

Dr.Shmittは、学生時代にスポーツをされていて、偶然にもアプライド・キネシオロジーの創始者George J. GoodheartJr.,,D.Cのご近所ということもあって、18才から創始者の治療を受けていたと話されました。

アメリカンジョークを交えながら和やかなムードで講義が進められ、実際の検査と治療がおこなわれました。手技は繊細且つ大胆で、確実に傷害部位を特定し、返す手で正確に治療を施すというものでした。

日本で広まっている誤ったアプライド・キネシオロジーもどきの筋力検査と違って、正統なアプライド・キネシオロジーの筋力検査は、患者さま主体の「繊細で優しい」技術でした。

最新の神経学に基づいた講義と手技は、さすがに神経学とアプライド・キネシオロジーの学位を持つ臨床家だと感じさせられました。この感動を皆さまに少しでも還元できるように、気の遠くなるような復習をしていこうと思います。