鼻水と鼻づまり

「お水取りが終わるまで、まだまだ寒いなぁ。」と、関西では良く耳にする会話です。この「お水取り」、正式には、奈良東大寺の「修二会(しゅにえ)」という法会の一つで、3月1日から14日までの2週間行われます。お水取りが済むと、不思議と暖かくなって来るんですよね。

この時期、テレビでは「花粉に気をつけましょう。」と、アナウンサーが挨拶のように話しています。当院の待合ブースでも、ズルズルと「鼻水をすする」音が・・・

 患者さま 「(鼻声で)今日は花粉が多いそうですねぇ。」

  私   「そうみたいですね。花粉に反応しない身体を作りましょうね。」 

このような患者さまには、コンピュータ・サーモグラフィTyTron C-3000の検査でも、アレルギーに関する箇所と、分泌をコントロールしている箇所に大きな変化が見られます。

当院ではアクティベータ・メソッドの検査で、神経反射による「脚の変化」を読み取って、どこで「神経のはたらき」が滞っているのか?を探し出すのですが、この検査においても、同様の箇所に大きな反応を示します。

大切なのは、患者さまの訴える症状の原因が何なのか?ということであって、治療時間ではありません。当院では患者さまから得られた検査結果に対して、違った角度から二重、三重の検査をおこなっています。

その上で、患者さまの身体に負担がかからない「アクティベータ器」によって、「神経のはたらき」を調整していきます。調整をした後には、もう一度検査をおこなって、調整が十分だったのか?また検査します。

このようにして、しっかりと「神経のはたらき」を調整をおこなうと・・・

  私  「はい、鼻から息を吸ってみてください。」

 患者さま「あっ!鼻が通ってる!」

と、いう会話が毎日おこなわれています。専門医による薬での治療も大切ですが、カイロプラクティックによる根本からのお手入れも、「鼻水と鼻づまり」にもたいへん有効です。

症状に対するケアだけでなく、「病気の予防」と「健康の増進」に、そして長い人生を「より良く生活するための包括的な医療」それが本当のカイロプラクティックです。