どんな日もかけがえのない一日

今日は、ゴールデンウィークのまっただ中です。会社がお休みの方も多いのではないでしょうか?長いお休みの時には、「何をしていいのかわからず、一日中テレビを見ている。」と、いう声をよく耳にします。先日、ご紹介しました「ふっと心がかるくなる 禅の言葉」に興味深い言葉がありました。

・・・日日是好日「にちにちこれこうじつ」・・・

一日一日を人生のかけがえのない時間としてとらえれば、いい日も悪い日もないはず。「日日是好日」とは、毎日が吉日(平穏無事な日々)といった意味でも使われますが、本来の意味は違います。

のんびり無事に暮らすだけではダメ。禅は常に「いま、ここ、自己」を見つめます。いまこの一瞬を大事にし、いつも新鮮な気持ちで日々を迎え、自分の生き方に手を抜かないことが「好日」をもたらすのです。

快晴の日も、大雨や強風の日も大事な人生の一日です。楽しいことばかりを見ようとせず、つらいことや悲しいことも受け止めながら、一日一日を大事に生きてみましょう。その日々から見えてくる充実感、それが「日日是好日」です。

いかがでしょうか?僕はこのページを読んだときに、「楽しいことばかりを見ようとせず、つらいことや悲しいことも受け止めながら・・・」という文が気になりました。

昨年の心身条件反射療法の研究会での、「プラス思考が良いわけではない。今の自分を認めた上でプラスにかえることが大切なんです。」というボスの言葉を思い出しました。「日日是好日」・・・深い言葉ですねぇ。