養生訓
先日、「何かないかなぁ。」と、アンテナを張り巡らしながら本屋さんをブラブラしていると、ピピッとアンテナに引っかかったものがありましたので、ご紹介させていただきます。
貝原 益軒の「養生訓」なんですが、書いているのは漫画家のジョージ秋山さんです。まえがきに”「医は仁術なり」という言葉がありますが、貝原 益軒の「養生訓」はその精神が刻まれています。それを深く感じたわたしは、そんな健康書の原典を自分なりに解釈し、出版する決意をしました。”と、書かれています。
養生一訓 勝手気ままな生活
自分の体は
自分だけのものだと思い、
勝手気ままに
自堕落な生活をしてはいけない。
自分の体は
父と母がこの世に残してくれたものであり、
また子へと残すものである。
であるから
勝手気ままに自堕落な生活をして、
自分の体を損なったり、
若死にさせてはいけない。
”「養生訓」は難しい訓えではなく、普通の、あたたりまえのことを言っているだけなのです。人は普通で、あたりまえのことがいちばん苦手で、できないのです。どうか慎み深く、心静かに養生の道を歩いてほしいいものだと思います。”と、彼はあとがきに書いています。
僕たち夫婦に子供はいませんが、にしのカイロ院を頼ってきてくださる方々に、少しでもお手伝いができるのならば、「勝手気ままで自堕落な生活は慎まねば・・・」と、思いました。