論語

最近、気軽に読める文庫本がコンビニで売られています。ふっと目にとまった本が「10秒で心が癒される言葉」でした。有名な政治家や作家の言葉、各国のことわざ、聖書など、なにか悩んでいるときに「あぁそうかぁ。」と気持ちを軽くしてくれるものです。

その中に論語からの紹介がありました。僕は学生時代に国語の授業で論語を習った程度で、それから読んでみようとは一度も思わなかった本です。原文では到底読むこともできませんが、紹介されたものは現代語訳された読みやすいものでした。

親孝行で一番難しいのは、食べ物を勧めたり重いものを持ってあげたりすることじゃないんだ。本当に優しい顔で接することなんだよ。(論語【為政】024/2-08)

「僕は本当に優しい笑顔で接していたのだろうか?」4年前に父が亡くなり、兄家族と同居している母。兄家族がいてくれているから大丈夫だろうと思っていましたが、配偶者を亡くした気持ちをわかっていなかったことに気付きました。

先ずは僕にできることからはじめよう。「明日、治療しようか?」と電話を入れると、嬉しそうな声が返ってきました。久しぶりに優しく声をかけることができました。反省m(_ _)m