ボキッとしません!! ためしてパッチン!!  

今日の大阪柏原市は、昨日から降り続いた雨は一段落して、しっとりした空気が余計に寒さを感じさせています。東京都心と横浜では初雪を観測したそうです。関東の山沿いを中心に大雪になるとの予報ですから、交通機関の乱れや路面凍結にどうぞご注意下さいませ。

さて、先日より右膝の痛みを訴える70代の女性が来院されています。数年前、腰痛で他のカイロプラクティック院で、「腰の骨がズレていますから、矯正しましょう。」と、身体を捻ってボキッ!とされたとのこと。

「そのとたんに腰に激痛が走ったので、それ以来カイロプラクティックはもうこりごりなんです。」と、施療中におっしゃいました。うちもカイロプラクティックなんですけど(笑)・・・と思いながら、「それは大変でしたねぇ。」と、脚の変化を観ていました。

患者さま 「ここはボキッ!としないんでしょ。」

  私  「ボキッ!としなくても、身体は変化しますからご安心ください。」

当院のおこなうカイロプラクティックは、アクティベータ器というバネ仕掛けの特殊な器具で背中やお尻をパッチン!と刺激して神経のはたらきを整える技術を使います。これをアクティベータ・メソッドといいます。

アメリカで始まったカイロプラクティックの技術は、200種類を超えるといわれています。どの技術も患者さまを回復させるために編み出されたのですが、ボキッ!と鳴らす方法に抵抗感を覚える方は少なくありません。

その中でアクティベータ・メソッドは、患者さまの身体を捻ることもしませんし、後ろから背骨を押したりすることもありませんので、骨の弱い年配の女性や小さなお子さまも安心して施療を受けることができます。

施療の際には器具によって調整をおこないますが、いつ、どこを、どのように施療するのか?は、神経反射を用いた手による検査によって決定されます。

患者さまの両脚の筋肉の変化を手によって読み取って、神経のはたらきをリアルタイムでモニターします。これは患者さまには何が起こっているのかがわからないほどの変化ですが、厳しい試験に合格した認定者にのみ感じることができます。

いつの時代も、カイロプラクティックは手の感覚を大切にしています。アクティベータ・メソッドを用いるカイロプラクターにとって、アクティベータ器はもはや器具ではなく、手の一部となって患者さまの回復に持てるエネルギーをすべて注ぎます。