急激な温度変化  

今日の強風と雨には参りましたね(^_^;) 嵐の中を来院いただいた患者さまにも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。皆さま本当にありがとうございました。

さて、急激な温度変化のせいで、先週から「腰がダルいく重い」や「首・肩の痛みやコリ」を訴える方々が多く来院されています。

この温度変化は、自律神経のバランスを崩してしまって、交感神経を強く働かせるようになってしまいます。交感神経の緊張は全身の細胞に及んで、次のような障害を引き起こしてしまいます。

・血流障害―血が止まる
・排泄・分泌能の低下―出すべきものが出せない
・活性酸素による組織破壊―細胞が殺される

今日は「血流障害」についてお話しさせていただきます。 自律神経は臓器や器官の働きを調整する際に、交感神経はアドレナリンを、副交感神経はアセチルコリンという神経伝達物質を放出します。

アドレナリンには血管を収縮させる作用があるため、交感神経の緊張が続いて、身体がアドレナリン浸けになると、全身で血行障害が起こってしまいます。血液の大きな役割は、全身の細胞に酸素と栄養を送って、老廃物や身体にとって不要なものを回収するということです。

血流障害が起こると、この循環が阻害され、細胞に必要な酸素や栄養は届かず、老廃物がたまる一方になります。このように、「手足の冷え」や「各組織の痛み」は血流障害が大きな原因です。

カイロプラクティックでは、血流を促すために温めたり、筋肉を揉んだりするのではなく、血流障害の原因ある「誤作動を起こした脳・神経系」を調整して、自律神経のはたらきを取り戻します。