間違いだらけの「歩き」の定説 vol.2  

今日は26℃まで気温が上がって、初夏の陽気を思わせる大阪柏原市でした。ゴールデンウィークの真ん中で、お休みの方もあれば、出勤の方もあって、何かいつもと違う一日のスタートでした。

さて、今日も、雑誌VOLTの特集記事より「ウォーキングでカラダは作り直せる」から皆さまに有益な情報を紹介させていただきます。

間違いだらけの「歩き」の定説

その4 健康のためには1日1万歩が目安?

1日のエネルギー摂取量が2,100kcalとすると、基礎代謝量が体重1kgにつき約25kcal、その他生活動作によるエネルギー消費量が約400kcalなので、体重55kgの人の場合で計算すると、

2,100kcalー25kcal×55kg400kcal=325kcal が余分なエネルギーとなる。

それを歩くことによって消費するのに、1kcal消費するのに約30歩かかるので、30歩×325kcal=9750歩。

これが「1日1万歩」といわれる根拠だが、400kcal消費する生活動作には日常歩行がすでに含まれているので、太らないためには普段の生活にプラスして1万歩が必要となる。

その5 腕を振れば速く歩くことができる?

どんなに腕を一所懸命振っても、歩くスピードは速くならないばかりか、運動効果を上げることもできない。腕は振らずに引くこと。腕を振りすぎると歩くときの姿勢が悪くなり、上半身と下半身のバランスが崩れるために運動効果は低下する。また、身体が前傾しやすく、そのために腰などへの負担が増大してしまう。

その6 速く歩くには前傾になってつま先着地?

ウォーキングの正しい姿勢は、前傾や猫背にならず、背筋を伸ばした状態。25mほど先を見るようにするといいだろう。膝から下だけを使ってチョコチョコ歩きではなく、膝を伸ばして太ももなど大きな筋肉を使って大股で歩くと自然にスピードが増してくる。

運動効果も上がることになる。また、前方への推進力を得るには、足指の付け根に重心を移動させて、かかとから着地し、最後に地面を蹴り出すようにするのがいい。

速く歩こうと無理をするのではなく、正しいフォームを身につけることいで、運動効果が実感できる速歩きのウォーキングになる。

いかがでしょうか?少しずつでもウォーキングという全身運動をやってみようという気になってきましたか?急ぐことはありません。少しずつでいいんです。それが、10年後の自分の身体に自信を付けることなるのですから・・・