歩くと、脂肪がよく燃えてやせられる

脂肪が目の敵にされている。


中年過ぎの肥満の原因はすべて脂肪の摂り過ぎにあるかのような解説書を目にすることもある。

体脂肪

いかにも偏った見方で、脂肪さえ摂らなければ、後は何をしても良いという誤解さえ生じかねない。



もちろん脂肪の取り過ぎはよくない。



バランスのとれた食事を楽しんで摂ろうとすれば、ある程度の脂肪摂取はやむを得ないことだ。


むしろ余分な脂肪を燃やしてしまうという方法を考えた方が良い。



これには歩くことが大きく作用する。



ただこの場合、漫然と歩くのではなく、ほんの少しだけ早足で、


さっさっさっと、歩くようにする。



ウォーキングだ。



時間もできれば30分は歩くようにしたい。


有酸素運動と無酸素運動

このようにして歩くとエアロビクスになる。

エアロビクスとは身体に酸素を取り込みながら運動をすることで、「有酸素運動」と訳される。


この有酸素運動が、蓄積された余分な脂肪を燃やしてくれる。


無理なく酸素を取り入れながら歩き続けるとき、そのエネルギー源として筋肉に蓄えられたグリコーゲンと体脂肪として蓄えられている脂肪が使われるのだ。


歩けば歩くほど、身体の脂肪は減っていく。


では、もっとハードに、100メートルを全力疾走すれば、体脂肪はもっと減るのか?といえば、そうではない。


このような運動をアネロビクス(無酸素運動)というが、


ここで利用されるエネルギー源は主に筋肉に蓄えられたグリコーゲンだけで、

脂肪はほとんど使われない



全力疾走しても、体脂肪は減らない。



ただ、無酸素運動は筋肉を鍛えて、筋肉の衰えを防ぐ上では効果がある。


基礎代謝の低下を防ぐためには、無酸素運動も取り入れて、筋肉の量を減らさないようにすることも大切だ。


無酸素運動と有酸素運動をうまく組み合わせて運動を続けていけば、若々しい筋肉を保つことができるはずだ。


~ 参照  大島 清 著 「歩くとなぜいいか?」~


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