深呼吸
「頭がボーッとする。」
「なんだかやる気が出ない。」
と、誰もが経験されたことがあるでしょう。
そんなときは、脳が疲れているサインです。
脳が疲れたままでは、身体も上手に働いてくれません。
自分の持っている本来の能力を100%発揮するためには、
疲れた脳を休ませることを心がけてみましょう。
どうやって休ませるのか?
・・・それは、リラックスすることです。
仕事や勉強、会社やご近所での人間関係など、
私たちは毎日のように
心と身体を緊張させることを強いられています。
張り詰めて緊張した脳は五感も鋭くて、
あらゆる情報をキャッチできるようになっていますが、
そんな状態は長く続かせることはできません。
無理をすると、自分の許容範囲を超えてしまいます。
そんなときに、簡単にリラックスできる方法が深呼吸です。
気がつきにくいことですが、緊張しているときには、
呼吸を止めていたり、呼吸が浅くなっていたりします。
ゆっくりと大きく深呼吸しながら、
大きく伸びをするだけでも、随分と気分が変わります。
私たちは、何かに行き詰まったりすると、
ため息をついたりします。
これも自然に身についたリラックス方法なんでしょう。
リラックスするということは、
交感神経のはたらきを抑えて、
副交感神経のはたらきを強くするということです。
副交感神経が優位になると、
心拍数はゆっくりになって、
呼吸も落ち着きます。
そして、緊張が和らぐというわけです。
自律神経のはたらきは、
''自分の意志で変えることができないのですが、
''
唯一、呼吸だけが自分の意志で変えることができます。
古今東西の健康法に、
呼吸を上手に使う方法が多いのは、
脳をリラックスさせることに繋がっているのでしょう。
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