筋活 其の弐
40代以降、毎年1%ずつ筋肉は減っていく。
「最近、疲れやすくなった。」
「体力が落ちた。」
そう感じることはないだろうか?
疲れやすさや体力低下は、
「筋肉が減ってきている。 」
という身体からのサインかもしれない。
人間の身体は30代の前半をピークに、
40代以降には、
毎年1%ずつ筋肉が減少している。
年に1%というと
わずかなように感じるが、
10年単位では10%だ。
実際・・・
40代で10~20%、
50代で30%、
60代で40%、
70代で50%・・・と、
筋肉が減少していることになる。
70代になると、
20代の半分の量しか
筋肉がないことになる。
筋肉の量が減少すると、
様々なトラブルが
身体でおこりやすくなる。
歩くスピードが遅くなったら要注意
少しの段差につまずいたり、
障害物をまたごうとしたら
つま先が引っかかって
転びそうになったり・・・
最近、脳と身体の感覚にズレを
感じたことはないだろうか?
それが「筋肉が衰えている」サイン。
筋肉量の低下は
下半身を中心に進んでいく。
つまり、
「老化は脚かららやってくる。」わけだ。
60代で筋肉が40%も減少すれば、
身体の動きにも
何らかの影響が当然現れる。
つまずいたり、転んだり、
疲れやすくなったり、
身体が思うように動かなくなる。
すると・・・
運動や歩くことが億劫になってきて、
ますます筋肉量が減少する。
まさに「負のスパイラル」である。
やがて・・・
運動機能や体力の低下が進み、
要支援や要介護、
寝たきりになるリスクが高まる。
これが・・・
「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」だ。
元気で生活するためにも
筋活を始めていただきたい。
前回もお伝えしたが、
実際の「筋活」のやり方は、
個人の身体の状態に合わせて
アドバイスしているので、
施療の際に遠慮なくお尋ねいただきたい。
参照:久野 譜也著 ”60歳からの「筋活」”
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