背中のコリ

50代男性が、背中と首~肩にかけての強いコリを訴えて来院されました。以前から肩コリを感じておられたようですが、最近になって背中のコリを強く感じるとおっしゃいました。
仕事でパソコン入力をするようになってから、これらの症状を強く感じるようになったそうで、マッサージを受けても回復の兆しが見られないということでした。
触診してみると、ご自身がおっしゃるように背中と肩がパンパンでした。「どうしてこのようなコリが起きたのか?原因を見つけましょうね。」と、検査を進めていきました。
C-3000サーモグラフィは下部胸椎と上部胸椎、そして上部頚椎にも問題を示しました。ラインの出方からみても、古くからの慢性状態を示しています。
アクティベータ・メソッドでケアを進めていくと、背中の緊張した筋肉はみるみるほぐれていって、肩の筋肉もフニャフニャになりました。
「叩いたり揉んだりしなくても、こっていた原因をとることで、こんなにも柔らかくなるんですよ。ご自身で触ってみてください。」というと、満足されたご様子でほぐれた筋肉を触っておられました。
「しばらくは集中的にケアをおこなって、その後でしっかりとメンテナンスをおこなっていきましょう。長年の神経トラブルは組織まで変えてしまいますから、もうこのような状態にならないように、神経に正しいことを教えていく必要があります。」と、アドバイスさせていただきました。