さつまいも

さつまいもの原産地は中央アメリカで、コロンブスによってヨーロッパに伝わり、17世紀の初めに日本に渡来しました。青木昆陽が薩摩経由で各地に伝えたことから「さつまいも」の名がつきました。
ビタミンCが豊富に含まれて、1本(約200グラム)で1日の必要な量を摂取することができます。ビタミンCはメラニン色素の沈着を押さえてくれますから、シミやソバカスなどに有効です。
セルロースやペクチンといった食物繊維が非常に多く含まれていますので、便秘や大腸ガンの予防にも良いとされています。またカリウムも多いので、体内の塩分バランスも調節してくれますので、高血圧にも有効です。
でもさつまいものカルシウムの量は多く、特に皮部には肉質部の5倍 程度の濃度で含まれています。ですから、さつまいもは皮ごと食べることによって重要なカルシウム供給源になります。
煮付け、てんぷら、きんとん、スウィートポテト、など調理の方法も様々です。りんご、レーズンと一緒に煮て、バターと砂糖で味付けするとおやつにもピッタリです。僕は素材の味を生かした「焼き芋」が大好物です。