ストレスの影響

11月8日は二十四節気の立冬で、暦の上ではいよいよ冬の始まりです。天気予報でも、最高気温ではなく、最低気温が気になるようになってきました。
温度変化が激しくなると、自律神経バランスが乱れやすくなります。私たちは、日常生活の中で常に外部環境に適応しながら生かされています。
もしも、外部環境との適応力がなくなれば、身体に様々な症状や病気を引き起こします。適応能力を失わせる要因が「ストレス」です。
ストレスは、物理的、化学的、精神的なものに大きく分類されます。その中でも身体に影響を及ぼす最も関係深いものが、「精神的ストレス」です。
突然、「嫌な用事を言いつけられた。」と、いうような「急性ストレス」は認識しやすいので、一時的な影響しか与えません。
しかし、自分でもはっきりと意識できないような「ぬるま湯的」な「慢性ストレス」は認識しにくいので、じわじわと身体に悪影響を及ぼしていきます。