白菜

これからの季節には「水炊き」や「寄せ鍋」などの「鍋料理」がおいしいですね。中でも白菜は鍋に欠かせない野菜の一つです。
白菜はアブラナ科の野菜で、原産地はヨーロッパの北東部からトルコにかけての地域と言われています。
日本には明治時代に伝わって、全国で栽培されるようになったのは戦後になってからだそうです。日本人にとってはなじみ深い白菜も、最近になって作られるものだったんですね。
白菜の約98%は水分で、ビタミンCやカルシウム、鉄分、カロチンを含んでいて、食物繊維も多いので便秘にも効果的です。
白菜は、大根、豆腐と並んで、「養生三宝」と言われていて、精進料理に欠かせない食材です。また冬場のビタミンC供給源として、白菜はとても重要なものです。
お鍋に入れるのはもちろんこと、さっと湯通ししてドレッシングをかけ、温野菜サラダにして「シャキシャキ感」を味わうのもお薦めです。