リラックス

現代は「ストレス社会」と、いわれています。手に汗をにぎって生唾をのみ、食欲もなくなってしまってゲッソリとしている。これが自律神経の緊張状態である「ストレス反応」です。
自律神経は、24時間態勢の不眠不休で働いてくれています。常時、交感神経優位(ストレス状態)か、副交感神経優位(リラックス状態)どちらかに傾いています。
呼吸、心拍数、血圧、胃腸の働き、発汗、筋肉まど、環境に上手く適応できるように、自動的に切り替えられています。
ストレス反応は、別名「闘うか逃げるか反応」と、いいます。例えば、大事なお客さんとの取引があって、「緊張して口が渇く」ようなことがあるとします。
これは、闘いには必要のない胃腸の働きが抑えられて、消化液の分泌がストップするためです。手に汗をかくのは、ものをつかみやすくするためで、足の裏に汗をかくのは走りやすくするためです。
これらは、「闘ったり」「逃げたり」するために必要不可欠な身体反応といえるでしょう。と、「こころとからだクリニカセンター」の所長はおっしゃっています。・・・つづく