リラックス 2

前回の続きで、「こころとからだクリニカセンター」所長のお話から抜粋です。
現代は、交感神経を優位にする条件だけは揃っているのに、「闘う」という対象が曖昧になっています。そのため、交感神経のスウィッチを解除するタイミングがありません。
その結果として交感神経は緊張しっぱなしで、身体に疲れが蓄積し、様々な症状が出始めることになります。
「空腹なのに食欲はない。」、「寝不足なのにベッドに入っても眠れない。」などなど、自律神経の制御不能(多くの場合が交感神経優位)は、生命維持の困難ともいえるでしょう。
本来、身体は大事に至る前に、必ずストレスサインを出してくれています。こまめにそのサインをキャッチして、リラックス・モードに切り替える必要があります。
アクティベータ・メソッドによるカイロプラクティック・ケアでは、筋肉の緊張度合を指標にし、「神経のはたらき」にトラブルを起こしている箇所を特定していきます。
そして、身体が正常に働くことができるように、神経のスウィッチを切り替えていきます。そうすることで、患者さまご自身の力で、心身を健全な状態に導くことを目的としています。