カイロの考え方

17日は野暮用で出かけたので、3月20日のお休みの日に書いています。そろそろ、季節の変わり目です。温度変化、職場や家庭での環境の変化などで、体調をこわしやすくなります。
カイロプラクティックの考え方」や、「症例報告」、「食事で気をつけること」など、健康管理についてお伝えできればと思います。

カイロプラクティックの創始者であD.D.パーマー先生が、最も疑問に思ったことは、「なぜ同じベンチに座ったり、同じ家で暮らしながら、病気になる人とならない人がいるのだろう。
同じ食事をし、同じ空気を吸っていながら、病気がちな人と健康な人がいるのはなぜなのか?」と、いうものでした。
これらのことについて、近代医学では「環境因子の毒性が人間に勝って病気を引き起こす。」と、考えます。バクテリアやウィルスが「病気の原因だ。」と、考えています。
カイロプラクティックでは、「人間の抵抗力が弱まっているために、バクテリアやウィルスの活動に負けてしまった。」と、考えます。
1910年の彼の著書で、「背骨のトラブルが病気の根源である。」「背骨の動きが悪くなっているところには、神経系が大きく関わっている。」と、いっています。
私たちが環境に適応して生活できるのは、五感から入力された情報が「神経」によって「脳」に伝えられ、その情報を解析し、各器官に命令を下す神経系が、しっかりと働いてくれているからです。
世間でカイロプラクティックいうと、「背骨ボキボキ」や「骨盤調整」のイメージですが、本来のカイロプラクティックでは、この「神経のはたらき」に注目しています。