夏の疲れ

昨夜オフィスから帰るとき、寒いと感じました。日中はまだまだ日差しが強いのですが、陽が落ちると、温度が下がって何か羽織るものが欲しくなります。
本日来院された方々の多くは、そんな温度変化に身体が上手に対応できなかったようで、腰の痛みや強い肩こりを訴える患者さまばかりでした。
酷く暑い夏が終わって涼しくなるのは良いのですが、以前にお話ししました間違った生活習慣で過ごされている方は、温度や湿度の変化などの環境の変化に対応が難しくなりがちです。
私たちの身体は、全身に張り巡らされた神経のネットワークから得られた情報を元に、体外と体内の環境の変化に適応しようと、自律神経をフル活動させて働いています。
温度や湿度の変化は身体にとってストレスとなり、「神経のはたらき」をアンバランスにした結果として、筋肉に緊張を起こします。
そうすると、いつも通りに身体を動かそうとしても硬くなっtた筋肉は思い通りには動いてくれません。その結果、「痛み」が引き起こされてしまいます。
その他、免疫の働きも低下していきますから、「口内炎」、「風邪の諸症状」なども現れがちです。こういったとき、一般的に「夏の疲れが出た。」と、いわれます。
風邪をひかれた方は「××さんに感染(うつ)された。」と、他人のせいにしがちですが、実のところは自分自身の生活の間違いが引きおこしたことに気がつかれていません。
生活スタイルを見直すことや、定期的にカイロプラクティックで身体のお手入れをすることで、より良い生活を得ることが、現代人には必要ではないでしょうか。