首の痛みとだるさ

今年は4日から施療を始めましたが、2010年の仕事始めは、のぉ~んびりスタートでした。一昨日から「お正月気分」が少し薄れて、通常の毎日となりました。
今週、ご来院の患者さまの多くが、首の痛みやだるさを訴えられました。年末の大掃除やお正月の不摂生など、生活リズムが変わりやすい時期だからかな?と、漠然と考えていました。
アプライド・キネシオロジーの考え方で、「中国医学」と「筋肉」の関連を見てみると、おもしろいことに気がつきました。
患者さまの「首の痛みとだるさ」という症状に影響する筋肉は、「中国医学」の「胃経」と「脾経」すなわち、「消化器系」に関連します。
年末年始にはテレビを見ながら「食べたり」「飲んだり」と、ダラダラと一日を過ごしてしまいがちです。消化器系に負担がかかってもおかしくありません。
こういった患者さまに、アクティベータによるカイロプラクティック・ケアと、関連する筋肉に対するケアをおこなうことで、それまでの症状がすっきりと改善されます。
患者さまの症状が首の痛みだから、首だけアプローチするという考え方では、「木を見て森を見ず」になってしまいます。
「何故その症状が起きているのか?」を、「詳しく分析」して、「原因を取り除くこと」が、本当のカイロプラクティック・ケアだといえるでしょう。