お休みのお知らせ

明日、5月8日(土)~9日(日)は、東京で開催される「Carrick Instituteカイロプラクティック機能神経学300時間プログラム」に参加のため、お休みさせていただきます。

このプログラムは、アメリカのDr.Carrickによってはじめられた「投薬や手術ではなく、自然な方法で神経学的な分析と治療をおこなう学問」です。現在、カイロプラクティック機能神経学は、間違いなく最先端の臨床科学といえるでしょう。

今から10年程前、この最新の学問を日本に紹介された「増田 裕DC」の講義を受ける機会に恵まれました。先生の言葉からは、本当にカイロプラクティックを愛してやまない気持ちが、痛いほどに伝わってきました。

「多くの臨床の現場において、神経の働きはイネートインテリジェンス(自然治癒力)の名のもとにブラックスボックスに入れられてしまった。神経学が大事だ!大事だ!と言われながら、実際は念仏同然となった。

それにつれて、カイロプラクティックは構造のゆがみをとる専門職になってしまった。その方法がポキポキであろうが、パチンパチンであろうが、構造のゆがみをとることだけである!」と。

また、「カイロプラクティックの創始者は、人体の機能を論じていた。彼は、その至高のシステムとしての神経の働きに着目していた。神経の働きが過剰になったり過少になったりすると病気になる。健康の回復はこの神経の働きを正常に戻すことである。」

この言葉に、「これからのカイロプラクティックに必要な知識だ。」と、感じた私は、正規のプログラムを受講するために、東京のカイロプラクティック専門大学であるRMIT大学の学位取得コースに入学しました。

そして卒業後、増田DCの講義を受けようと準備している時に、増田DCはあまりにも過酷な講義のために体調を壊されたとの悲しい知らせを受けました。

しばらく休講された後、ついにプログラム中止となって、受講をあきらめていたのですが、数人の先生方が今年の春から講義を再開して下さるとの嬉しい知らせがありました。

この講義を受講中、皆さまには不便をおかけしてしまうことをたいへん申し訳なく思っています。必ずやこの学問を修めて、皆さまのお役にたてるよう精進して参ります。ご理解とご協力をどうぞ宜しくお願いします。