和敬静寂

明日1月25日はにしのカイロプラクティック院は16才の誕生日を迎えます。皆さまよりあたたかいご支援をいただきまして、ただただ感謝するばかりです。

今年はさらに飛躍の1年にしたいと思います。ご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

さて今日は、「ふっと心がかるくなる 禅の言葉」より、「和敬静寂」をご紹介させていただきます。

和敬静寂 (わけいせいじゃく)

互いを認めあうことがはじまり

和というのは、日本人が最も大切にしてきたことのひとつでしょう。
「和を以て貴しと為す(わをもってとうとしとなす)」とは、聖徳太子の十七条憲法にあることば。日本が国家として体裁をととのえ始めた七世紀はじめに、すでに「和」が私たちの心を支える大事な背骨とされていたのです。

人と人との関係だけでなく、料理の味付けから芸術における調和、野球などのスポーツでも「チームの和」なんてことを大事にしますね。

「和敬静寂」の四文字は禅や茶道の世界だけにとどまらず、日本人の求める心を簡単にあらわしています。「一期一会」の縁で出会った者同士が、和やかに打ちとけて、互いを敬い尊重し合う。清らかな心で生きて、「寂」、すなわち悩みも迷いもない純粋で透明な境地にいたること。

「和」の心で互いを認め合えば「敬」が生まれ、「静」を得て「寂」にいたるでしょう。四つの文字はみな結びついています。

四つの文字を眺めているだけで心がすぅっと落ち着いてくるような気がしませんか?どんなに時代が変わっても、忘れたくない言葉です。

先日、友人がThe One and Onlyという勉強会を立ち上げました。「唯一無比 比べることのできないそれぞれの個性と使命、自分だけの花を咲かせながら、社会に奉仕・貢献し、本当の豊かさも実現するために、集い、研き合い、絆を結び深めるためのホリスティックな大人の研鑽会」という趣旨です。

その第一回目の集まりに参加させていただきました。今回のテーマは「自分を知る、世界を知る」ということでした。自己紹介を済ませ、僕の性格についての話になったときに、友人から「自分のルールでこだわっているところは良いことだけど、ひとつ筋をを間違えると嫌われるよ。」と、指摘がありました。

僕の長所を認めながら、道を外さないようにというアドバイスに、涙が出るほど嬉しかったです。(実際に3回泣かされました(>_