放っておくと筋肉は40代から落ち始める
人間は30代を過ぎると、基礎代謝が低下しはじめます。
基礎代謝とは、体温を維持したり、血液を循環させたりというような、
生命を維持するために必要最小限度のエネルギーです。
中年になると基礎代謝が低下してきて、身体に必要な栄養素をエネルギーとして
燃焼する能力が次第に落ちてきます。
特に脂肪の分解が悪くなって、太りやすくなってしまいます。
いわゆる中年太り。
この原因が主に基礎代謝の低下といわれています。
40代の人が若い人と同じ物を同じだけ食べても、基礎代謝の低下によって、
うまくエネルギーとして燃焼されず、お腹周りや皮下組織に
脂肪がつきやすくなってしまいます。
同じ物を同じように食べても太りやすくなるのは、筋肉の衰えによるものです。
カロリーの最大の消費者である筋肉が衰えて、燃焼されなかった脂肪が
身体に蓄積されていくということです。
では、どうすればいいのでしょうか?
大きな筋肉を動かしてカロリーを消費させることです。
そして、同時にその筋肉を衰えさせないようにすることです。
つまり、歩くことです。
大きな筋肉は脚に集まっています。脚の筋肉は身体全体の筋肉7割を占めるほどです。
歩くという簡単な動作だけで、大きな筋肉が動きますし、大きなエネルギーが消費されます。
しかも、歩き続けることによって脂肪の分解能力が高く、良質の筋肉が維持されることになります。
いつまでも若々しく健康に過ごすということは、基礎代謝の低下をできるだけ抑えるということにほかなりません。
そして、無理なダイエットよりも、無理のないウォーキングの方が大きな効果が得られることでしょう。
~ 参照 大島 清 著 「歩くとなぜいいか?」~
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