脳をダメにする生活習慣 1
カイロプラクティックの最新科学といわれる
機能神経学を数年にわたって勉強しています。
機能神経学とは・・・
私たちの身体は、脳がコントロールしています。
何の不自由も感じずに元気に生活できるのは、
脳が神経のネットワークと通して、協調して働いてくれているからです。
あらゆる症状は、身体と脳の不調和によって引き起こされています。
脳と身体をつなぐネットワークの、何が不調を起こしているのかを調べて
その原因を探る最先端の学問です。
勉強を始めてから、脳についての書籍に触れることが多くなりました。
今日は”世界で一番おもしろい「脳」の地図帳”より
日々の生活で役立つものを紹介させていただきます。
脳をダメにする生活習慣 1
認知症の発見に生活習慣が影響することがハッキリしてきた。
では、いったい、どんなことが影響するのだろうか?
①ストレスがまったくない生活は危険
過度なストレスは脳の健康を損ねるが、
逆にストレスのない状態でも、
脳が怠ける原因になる。
刺激を受けずに怠けた状態が長く続くと、
いざというときにオンのスイッチがうまく入らず、
的確な判断ができなくなる。
適度なストレスは、脳を錆び尽かせないためにも必要なのだ。
②お酒の飲み過ぎは脳の病気の可能性も
少量のお酒は健康のためにいいといわれている。
ところがお酒が好きな人は少量でストップできないことが多い。
アルコールを摂取しすぎると脳の働きが悪くなるのは当然で、
アルコールが原因で脳炎を起こし記憶力の障害にまでいたる
「コルサコフ症候群」は有名である。
一般的にアルコールに強い肝臓を持っている人が、
脳のほうへ影響が出るといわれている。
③タバコはプラスに働かない
喫煙者がタバコを我慢して学習すると能率は下がる。
しかし、この結果を誤解して
「タバコを吸うと記憶力がアップする」と
勘違い人がときどきいるが、これは間違い。
喫煙者よりタバコを吸わない人のほうが、
同じ記憶力を試すテストでは好成績をおさめているのだ。
④コーヒーを飲んでも効果に変化なし
カフェイン入りのコーヒーとカフェイン抜きのコーヒーで、
記憶力の差を比較した調査があった。
ところが、結果は両者の差がなかったという報告だった。
多少の眠気を取り除くことはできるかもしれないが、
根本的な解決にはならない。
記憶力も同じで、コーヒーを大量に飲んだからといって、
記憶力が格段にアップするわけではない。
”世界で一番おもしろい「脳」の地図帳”
「ストレスは人生のスパイス!!」という言葉通り、
多くても、少なくても脳と心に悪影響です。
何事にも過ぎると良くないですね。
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